居付きの釣師
どこの釣場にも居付きのベテラン釣師がいるものだ。釣場ではそういう人によく声を掛けられる。他愛もない挨拶がほとんどだが、世間で言われる教えたがりおじさんも多い。
他人とかかわるのが面倒な人もいるだろう。俺も人見知りなのでよく分かる。しかし彼らは釣場の情報を無償提供してくれるのだ。ブログに載せている話はそうして得た情報も少なくない。
いつぞや千葉港に行った時も居付きのクロダイ釣師に声を掛けられた。その風貌からここでは「大佐」と呼ぶ。面白かったので会話の内容を紹介したいと思う。

■釣師スペック
名前: 大佐(仮)
兵種: クロダイ名人
釣法: ぶっ込み釣り
駐留: 千葉市街
中央埠頭常駐のクロダイ釣師。通常任務は釣場偵察。チャンスがあれば戦闘展開、3時間で勝負をつける朝駆けの人。
釣場での会話

コンバチワです~♪
どうですか~?
釣れますか~?

ちんまいヤツが二匹しか釣れんとです(ぐっすん)

アジ狙ってんのー?
ちょっと仕掛け見してね~。
ンァー、釣鉤がデカすぎるッ!
ちょーっとデカすぎるなぁー。

なにせ大物狙いの遠投用サビキなので(汗)

釣鉤はもっと小さくておk!
今はまだ魚がちっこいからね。
あとここよく青潮が発生するから、そしたら2週間は駄目だよ。

なるほど、やっぱりここは千葉港。いつも行く九十九里浜とはやり方が違う。
意外と親切
まさかこんなところでバスク大佐にお会い出来るとは(違..
話によると二週間前から青潮が発生して何も釣れない状態が続いてたらしい。東京湾ではよくあるそうだ。それまでは日に何匹もクロダイがあがっていたとのこと。
この日は海の様子を確認しにきたそうだが、常連勢は釣場の偵察に余念がない。ネットの時代でも海況をリアルタイムで把握するのは難しいので足で情報を集めている。
それにしてもこの大佐はその風貌とは裏腹に一般の素人釣師にも親切で優しい。
ネットでは釣場の情報を隠したがる人が少なくないが、大佐をはじめとする居付きの釣師はこちらから尋ねなくても自ら手の内を明かしてくれる初心者にはありがたい存在だ。
ちなみに大佐に教えてもらった事は今でも役に立っている。言われた通り釣鉤を小さくしたら本当に釣れるようになった。大佐に会わなかったら今もボウズだったに違いない。
釣鉤のサイズ
余談だが、その時使っていたのはこの遠投サビキだ。幹糸が4号と太いので遠投にも耐えられるが、たしかに大佐がいうようにマメアジを釣るには7号の釣鉤はデカすぎる。それでも数匹釣れたのはさすが世界のがまかつといったところだが。
上記の遠投サビキは針サイズが6~8号しかない。百均のサビキも同様に大きな針しかなかった。ネット通販なら2号くらいのサビキ仕掛けが沢山ある。マメアジ相手なら遠投の必要はないので、このような普通のサビキ仕掛けで十分だろう。



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