ハリスを変更
今回はフロロカーボンについて語ってみようと思う。
釣りを始めてしばらく何も釣れなかったが、ハリスをナイロンからフロロカーボンに変えたら状況が一変した。どちらも見た目は変わらないのに試してみると明らかに手応えが違った。

フロロカーボンは硬く張りがあり、また光の屈折率の関係で魚から見えにくい。
ハリスは釣針とともに最前線で魚とやり合うので極めて重要だが、フロロカーボンの効果は想像以上だった。ハリスの絡みを防ぐためにナイロンからフロロカーボンに変えたのだが、釣果にまで影響するとは思わなかった。
両者の比較
ベテラン諸氏を相手に高説を垂れるなど孔子に論語もいいところだが、ナイロンとフロロカーボンの違いについて今一度確認してみる。赤字の部分はぶっ込み釣師からみて特に重要と感じた点だ。
| ナイロン | フロロカーボン | 補足 | |
|---|---|---|---|
| 吸水性 | あり | なし | |
| 柔軟性 | 柔らかい | 硬い | |
| 伸縮性 | あり | なし | |
| 耐摩耗性 | 強い | 強い | どちらも大差なし |
| 紫外線 | 弱い | 強い | |
| 感度 | 低い | 高い | |
| 直線強度 | 強い | 強い | ナイロンの方が上 |
| 比重 | 軽い | 重い | |
| 屈折率 | 高い | 低い | |
| 価格 | 割安 | 割高 |
フロロカーボンの方が全体的にパフォーマンスが高い。
しかし万能ではないのでフロロ一択というわけでもない。ゴワゴワしてまとまりが悪いのでラインに使われる事はあまりないようだ。
おもな製品
使ってるのはこちらの製品だ。安価で品質もいい。ハリスの太さは3号から2号に変えた。「釣れない時はハリスを細くしろ」とクロダイ名人の親父殿も話していた。
まだ試していないが、さらに見えにくいピンクフロロもある。魚が感知する光の波長をカットする。夜釣りでは無意味かもしれないが、デイゲームでは効果を発揮しそうだ。
フロロカーボンと似たものでカーボナイロンという製品がある。しかし分類上はナイロンで別物らしい。割安なうえ巻取りもスムーズなのでラインに向いている。
実釣での使用感
フロロカーボンは張りがあり絡みにくいのでハリスやリーダーに適している。根ズレにも強い。細い号数でもヨレにくいのでエダスにも向いている。垂れ下がって幹糸に絡まる事もない。
市販のサビキ仕掛けもフロロカーボンにして欲しいものだ。

魚の目にはどう映るのか分からないが、ナイロンより寄り付きがいい気がする。比重が重いので水中に漂う事なくしっかり着底する。魚に違和感を与えにくいので底狙いの場合は明らかにナイロンより手応えがあった。
ゆえにフロロカーボンはぶっ込み釣りに適している。
気になる点
釣行2回目で写真のようなササクレが出来た。表面が剥けて引っ張ると裂けてしまう。ナイロンは傷むと表面がザラザラになったりするが、ササクレが出来た覚えはない。
どうもナイロンより傷むのが早そうな気がする。

他にも巻き癖がつきやすかったり、硬いので結束しにくいなどデメリットがある。しかし前述のメリットに比べれば大した問題ではない。張りの強さが幸いしてか絡まっても元に戻せた。ナイロンだと一度絡んだら解くのはまず不可能だ。
効果は期待以上
評判は聞いていたが、実釣でフロロカーボンの威力を実感出来た。
「魚に見切られてるんじゃないか?」と疑心暗鬼に駆られてる人は一度試してみるといいかもしれない。下の写真のようにフロロカーボンに変えただけで色々な魚が釣れるようになった。
号数は出来るだけ細い方が有利だ。
アジングでリーダーをフロロの2号から1号に変えただけで爆釣した釣りチューバーがいた。サイズを一つ落としただけでまるで違う。自分は切られないよう太めにしていたが、間違いだった。
1号のフロロカーボンはまだ使ったことがないのでアジのシーズンが来たら試してみたい。

ルアーで全然釣れない理由が一つ分かった気がした。







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